太郎と髪の毛の話をしていたのだがね.
例えば,女は髪の毛が長いのはなんで?とか,そんな話をしていたわけだ.
ところが突然,太郎が「御徒町の次の駅は?」と言ったのであった.

その質問の意味が分かるのに約10秒を要し,太郎の漢字の知識と記憶力と発想に驚嘆したのであった.
解題は次回.

アッシュ

中田英寿中山美穂が対談した雑誌では,中山美穂のことを恋愛体質女優と銘打っていた.「恋愛体質」と言うと,分かったような気になるが,よくよく考えてみると単に惚れっぽいってことなんじゃないかと思うが,適度に引っかかりがあり,なかなかうまい惹句である.

ちなみに小生は鳥のフン落とされ体質である.鳥のフン落とされ系とも言う.鳥のフン落とされ症候群に罹患している.鳥のフン落とされ星から侵略のため地球にやって来た鳥のフン落とされ星人である.鳥のフンが落とされたら補助金を出すことを公約に掲げる鳥のフン落とされ党のハト派である.タカ派ではない.

順不同だが,小生が鳥のフンを落とされた場所は,横浜駅の近くの高架下,隅田川にかかる吾妻橋の上,月島小学校の横の歩道,シドニーである.シドニーて君しかし外国やないか.

ところで,この前,太郎のシャツに鳥がフンを落とした.小生の手にもすこしかかった.つまり,親子で同時に鳥のフンを落とされたわけである.親子の絆である.親から子へ伝えたい鳥のフン落とされ.

寝相

花子は,太郎と比べると寝つきが良い.太郎が保育園に通い始めて1年目のころは,部屋を真っ暗にしてから1時間くらいは何やら部屋の中を歩きまわったりしていた.仕方ないのでベビーカーに乗せて寝かしつけようと,家のまわりを1時間くらいうろうろしたりもした.その点花子は,夜は10分くらい布団の上で寝返りをうつうちに寝るし,休日の昼寝の寝かしつけも,ベビーカーに乗せて5分くらい歩けばもう寝入るのである.先日は思わず「きれい...」とため息が漏れてしまうほどのウィトルウィウス的人体図的大の字で昼寝していた.

算数

てれびくんの付録で,「ななしれんちゅう10000たいをやっつけるぞ!」みたいなことが書いてあって,太郎は「10000」の部分を,「いち,じゅう,ひゃく,せん,まん,だから,いちまんだ!」と,正確に読めたのであった.4歳にしてこれはすばらしいと思い,「すごいねー」と褒めてあげた.そしたら,「1をとったら「まん」だよー」と言った.うーむ.微妙.

TDLのコツの覚え書き

  • 時期を選ぶ

「寒さの制御は簡単だが,暑さの制御は困難だ」とは,明治の文豪である有祖葉治の言葉である.夏となると外に出る輩が多いが,服を脱ぐにも限度がある.全裸になっても暑いし日に焼けると痛い.冬はつい室内にとじこもりがちだが,なに,たくさん着込んで帽子や手袋,マフラーや懐炉などを装備すれば良い.また,{夏|冬|春}休みを避けるとなると,1月後半から2月前半にかけてが一番空いていることになる.もちろん平日,それも,火〜木の,土日とつなげて連休にならない曜日がベストであろう.

  • 同行者を選ぶ

言葉でのコミュニケーションが可能なことを,同行者の条件とすべき.

人気のあるアトラクションに設置されているファストパスは,発券してから2時間経てば,次のファストパスを発券することができるらしい.したがって,

  1. ファストパス発券
  2. ファストパスの設置されてないアトラクションに乗るか,食事等する
  3. 1.から2時間経ったら,別のアトラクションのファストパス発券
  4. 1.で発券したファストパスを使ってアトラクションに乗る

という流れが効率的である.このことを今更ながらに知った.

  • 昼食時間をずらす

昼食時間は12時がピーク,アトラクションの行列は14時がピークらしい.また,アトラクションは午前中の方がお昼過ぎより空いているらしい.したがって,可能であれば,昼食は14時くらいに摂ることとし,それまではスモークドターキー等で空腹を紛らわせ,アトラクションに専念するのが良いことになる.

  • 荷物を減らす

具体的には映像関係の荷物である.美しさを追求してついつい一眼レフやビデオカメラを持って行きがちだが,記録映像と割り切り動画の撮れるコンデジだけで済まそう.そして,質より量でたくさん撮ろう.さすれば美しいのもいくつかはあるだろう.

詭弁

過日,太郎が小生に対し「止まれ」と言った.
こういった物言いは太郎にはあまりないことだが,目上の人に対して命令形を用いるのは適切ではないというのが一般常識であり,本件についても太郎の将来を鑑みて看過すべきではないと考え,注意した.

小生「先生やパパやママにそのような言い方はよくない」
太郎「どうして?」
小生「止まって,とかいう言い方をすべきだ.友達に対しては,あまりお勧めはできないが,止まれ,でも良いが」
太郎「でも,道路や標識には,止まれ,って書いてあるよ」

驚いたのはここである.
屁理屈ではある.しかし,自分の行為の正当化のため,このような発想の転換を行えたのである.
4歳児とは思えぬ鋭さで,小生思わず返答に困ったのであった.