論理的思考

骨のシタリは顔が軟体動物のような外道衆で,ある日,太郎と骨のシタリの顔は何がモチーフとなっているのかについて議論となった.
小生「顔が烏賊みたいだね」
太郎「蛸だよ」
小生「そうかなあ烏賊に見えるけどなあ」
太郎「じゃあ足の数を数えてみよう!」
感心したのはここである.
論点を主観に頼らず,客観的な証拠に基づき判断しようというこの姿勢は,4歳児のレベルではない.
大人でもなかなか難しいのではないか.
太郎はつまりこのように考えたのであろう.
「烏賊か蛸かどちらだろう」
「烏賊と蛸の違いはなんだろう」
「烏賊は足が10本,蛸は足が8本だ!」
「足の数で判断すれば良いのだ!」
この別発想,多様な観点を持つ4歳児,末恐ろしいというか将来が楽しみである.


で,足の数を数えてみたら,なんと8本であった.
つまり蛸がモチーフである.
これも意外である.
例えばgoogleで「骨のシタリ イカ」だと787件ヒットだが,「骨のシタリ タコ」だと201件なのである.
しかし足の数から判断するに蛸なのである.